3Dスクリーンとは、経糸のうねりを大きく、緯糸のうねりを小さくした織り構造とすることで、約1・5倍の印刷厚みを得つつ、印刷後のレベリング品質をも向上させる厚塗りパターン印刷向けスクリーンです。当社独自のリジダイズド加工(めっき)を施すことにより、タテ・ヨコの力学的なバランスが改善され印刷時の寸法安定性を向上させる事ができます。
1)同等の線径のスクリーンに比べ 約1.5倍の印刷膜厚(同線径メッシュ比)を得られます。
2)印刷後のレベリング性・積層印刷時のレベリング性も向上します。
3)ピンホールの発生が大幅に減少します。
たて糸とよこ糸の形状の違いをご覧下さい。
通常の紗より透過体積が増加する事がわかります。
紗種 | 形状 | メッシュ数 | 線径 μm |
メーカー紗厚 μm |
オープニング μm |
オープニング率 % |
透過体積 ㎝3/m2 |
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ST250-30 3D | 3D | 250 | 30 | 85 | 72 | 50 | 42 |
ST250-30 | 250 | 30 | 60 | 72 | 50 | 30 |
めっきをかける事によりたて糸とよこ糸のS-S特性の差が改善されます。
ST250-30-D3R3は、ST250-30-D3に3μm厚のリジダイズド加工をしたものです。